食べ歩き旅行で思ったことをだらだらと書いていくだけの記事
まず今回の台湾旅行の概要と思ったことについて。印象に残った食べものなどは、あとから個別に記事化していこうと思います。
台湾へ旅行に行くのはこれで二度目。前回は台北のみの滞在で、あわただしい旅だったので、今回の旅は、マンゴーをはじめとしたフルーツ全般を生のまま食べたい!あとフルーツかき氷も!!という第一目標を掲げておりました。
回った場所は、高雄、台南、台北の3都市。それぞれの都市にいくと、台湾といっても都市や地域によって人や街の雰囲気が違うのだという当たり前のことを実感できます。
高雄や台南といった南部の方が時間がのんびり過ぎる雰囲気で、人もあたたかみがあるような感じがします。ただし日本語や英語は通じにくく、特に台南は交通機関がほぼバスのみで、旅行者には少し敷居が高い。それでも、私は高雄や台南の方が個人的には好きです。
まず私が台湾好きな理由はざっくり分けて2つです。
①現地の人が優しい
②食べものが安くておいしい
どちらもよく言われていることだと思います。特に「現地の人の優しさ」とは、私が普段日本で暮らす中で忘れてきてしまった何か、あるいは感じることのできない何かに接することが出来るという要素があると思っています。
もちろん台北でも安くておいしいものに出会うことも、親切で心が温かくなるような出来事を体験することもできます。それ以上に、高雄や台南では、より①と②の側面が濃いと感じた、というのが現時点の感想です。
ものを買う、食べ物を注文する、食べる、場所を移動する。
普段は当たり前にしているやり方が異国の地では通じない。旅行では、事前に行き方を調べておく、現地の人におすすめを聞くなど、一つ一つの行動に工夫が求められます。今の時代、インターネットが使えればなんでも某先生に聞けて、どこにでも行けて何でも買えます。極論、スイスイサクサク、ほとんど障害なく旅行をすることもできると思います。
でもそれではつまらないと思うのです。障害は時間の無駄で、計画通りに進まなかったりしてイライラすることばかりですが、それもまた旅の醍醐味なのではないでしょうか。その障害の過程で、現地の人に助けられる(助けてもらう)という体験は、そのとき
一度きりでそう何度も同じ経験をすることはできません。
今回何度道に迷ったことか!(←超方向音痴)
高雄や台南では、右往左往しているそぶりを見せているだけで、現地の方から声をかけていただくということが何度もありました。お互い言っていることはわからないので、成果としては何も得られず助けにならなかったこともありましたが、現地の方々がとても一生懸命に旅行者を助けようとしてくれたというそのことそのものがとてもうれしく思いました。
実際に現地の人と接するということこそ、旅行でしかできないことで、そういう意味では、旅行のトラブルも貴重な経験だといえるのではないでしょうか。