今日はチキン南蛮を作りました
最近自炊にはまっています。
コロナ前までは、おいしそうなお店を探すことに楽しみを見出していたのですが、コロナの影響もあって、自分で食べたいものは自分で作ろうかなと思うようになりました。多くの料理研究家さんたちがYouTubeやSNSなどに無料で作り方を公開してくれるおかげです。不器用、めんどくさがりや、料理初心者、ケチというどうしようもない属性がそろった人でも身近なもので簡単に美味しいものが作れるなんて知ったら、もうお店にはいかなくなっちゃう。だって、自分で作ったからこそのおいしさっていう喜びを知ってしまったから。
というわけで、今日は朝からテレビでチキン南蛮を見てしまったせいで、ずっと頭からチキン南蛮が離れなかったので、作ってみました。
コウケンテツさんのレシピです。↓
実は、チキン南蛮って食べたことなかったんです。
揚げ物全般に言えることだけど、衣のザクザク感が好きなのに、なぜ衣をタレで絡めてしまうのか。良さがわからない。
揚げたての特権であるザクザク感をあえて消してしまうなんて。
しかも、揚げものするだけでもめんどくさいのに、たれを絡めたりタルタルソースを作ったりと、工程が多くて作るのがめんどくさそう。
...と思っていましたが、フライパン一つでできて超簡単、おいしかったです。しかもむね肉なのでお安くヘルシー。なのに、超やわらかい(動画でも、コウケンテツさんが「もも肉に変えたやろ」と言っていますが、本当にやわらかい。そぎ切りしているおかげかな?)。
作業をざっくり書くと
①材料切る
➁衣に纏わせるタレを混ぜておく
➂タルタルソースを混ぜておく
④鶏肉に薄力粉と卵をつけて、揚げる
➄➁で作ったタレを煮絡める
これだけ。しかも調理器具は全部フライパンだけで完結します(たれやソースを入れるお皿は必要)。
④は、フライパン全体を覆うくらいの少量の油で揚げるだけなので、料理初心者や揚げ物不慣れな人でもできると思います。しかもそのフライパンをそのまま使ってタレを煮絡めるので片付けが超らくちん。
揚げてるときに卵の気泡がものすごく出ますが、気泡が出たほうが、あとで絡めるたれが絡みやすくなっていいらしいです。
このレシピで特徴的なのはタルタルソース。普通卵を入れると思うのですが、このレシピではタルタルソースはサッパリ感を出すためにかけるので、あえて入れないそうです。
卵を使わないタルタルソースなんてタルタルソースといえるのかと、正直思っていましたが、たしかにお酢の酸味と玉ねぎのほんのりとした辛さが相まったさっぱりとしたソースが揚げたお肉によく合っていました。揚げ物なのに超軽やか。むね肉一枚で二人分だとわかっていましたが、一枚ぺろりと一人で食べてしまいました。
こんなさっぱりとした揚げ物は初めてかもしれません。ぜひむね肉でつくることをおすすめします。
揚げ物の一番の魅力はさっき書いた、ザクザク感という認識は変わらないけれど、チキン南蛮における衣はザクザク感ではなくタレをからめるためにいるんですね。
揚げ物という大きなカテゴリーの中で、ザクザク衣系が不動なのは変わらないけど、たまにはあえ衣系もいいかも。
コウケンテツさん、ありがとうございました。
次は何を作ろうかな。