硬派なうどん、元祖田舎っぺうどんに出会う
うどんはランチの救世主。普段は外では食べないけど、外出した時やお弁当用意できなかった日の食事として某チェーン店にはよくお世話になってます。
でもたまには、チェーン店じゃないところのうどん屋さんにも行ってみたい!
ということで、ちょっと近くで所要があったため、元祖田舎っぺうどんさんにお邪魔してきました。
こちらのお店は、埼玉県内に4店舗のみで、営業時間は午前10時~午後3時まで。駅に近いといえる店舗はほとんどなく、定休日は日曜ということで、平日にお勤めの方だとやや訪問難易度が難しくなりそう。
まだお昼ラッシュ前とあって、席はまばら。でも厨房はお昼に向けてせわしない感じです。おばさまたちがきびきびと働く姿が心地よい。
せっかくなので店員さんがうどんを切っている目の前の席に着席。
田舎っぺうどんさんでは、塩肉ネギ汁うどんときんぴらごぼうが有名だとの事前情報を入手しておりましたので、予定通り塩肉ネギ汁うどんをチャレンジ!
ちなみに、こちらのお店では、つけ汁ではなく値段はうどんの量のみに変動するようです。半もり+半きんぴらにすればよかったかなと注文後に後悔するパターン。でもまあいいや。
待ってる間にメニューを眺めてみる。
左の方に麺のやわらかさが書いてあるとこなんかうどん屋さんって感じでいいよね。
気になったのは、トッピングのバター。バターとは??うどんとバターって合うんですかね。おいしく食べてるよって人がいたら、つけ汁の味とどうやって合わせるのかぜひ教えてください。
数分ほどして、着丼。(写真見切れててごめんなさい)
半もり(540円)にしたので、ちょっと少なめ。麺がぴかぴかです。肉は思ったよりも多くありませんが、ネギはまあまあ入っています。
それでは、いただきます。
ふーふー、じゅる、もぐ・・・なんだこれ!
か、硬い!!!!!!「かたい」でも「固い」でもない。
硬い!!!
カーン!
さあ、はじまりました!
思わず頭の中でゴングが鳴る。
じゅる。もぐもぐもぐもぐ。
麺をすする。ちゅるっと喉に流れない麺。1本1本確かな麺の触感を噛みしめて味わう。
1口ごとにかなりもぐもぐするのだが、時間が少し経ってもまだまだ熱いつけ汁と、肉汁と塩気のバランスにつられて、もう1口、ととまらなくなり、気づけば麺がない。
こんなうどんはじめて食べました。これが武蔵野うどんか・・・。
最後にそば湯ならぬうどん湯を出してくれます。
途中まで肉汁の染み渡った漬け汁の風味を楽しんでから、すりごまいっぱい入れて飲むのがおすすめ。
武蔵野うどんはじめて食べました。こんなに主張が強い麺ってそうそう出会わないのでは。コシがあるとかそういうレベルの話ではなく、別次元...というか一般的なうどんの麺とは別物。まるで格闘。また武蔵野うどんを食べる機会があったら、頭の中でまたゴングが鳴ることでしょう。
おいしかった。ごちそうさまでした。